新築戸建の購入のポイント,仕上げ時の不具合発見について。
◎点検等で不具合を見つけたら。建物が完成した後に,営業マンと購入者の双方で建物のチェックをする場がある。そのようなときに不具合では?と思える箇所を発見する場合もある。その場で発見した不具合については,直接営業マンに伝えるのが基本である。その時にポイントとなるのは,建物の点検の際の状況を購入者が詳しくメモに控えておくことである。 ・不具合を指摘した際に,返ってきた内容。 ・もし宿題となった場合には,誰がいつまでに回答をくれるのか,といった情報。 ・もし瑕疵である場合には,誰がいつまでにどのような修正をするのか,といった情報。これらの情報を控えたメモについて,その場に立ち会った人や実際に回答をした人のサインをもらっておくと,なお完璧である。メモといえども立派な証拠となり,対応後に確認をするときに【確認日】と【修正確認済み】という記載をして,双方が納得する形で進めるのが好ましい。
新築戸建を購入する!月日と共に新築戸建をどう変えていくのか。
◎竣工から家の【老化】は始まっている。そのため,定期的な点検が必要となる。マンションと違って戸建の場合には,購入者自らが建物の点検の計画を行わなければいけない。また,メンテナンスにかかる必要も計画的に貯蓄しておく必要がある。もちろん,月日と共に劣化していく建物の中でも鋼板の屋根の色などのように,年月が渋みを出して,建物の風合いをかもし出すこともある。しかし,建物という財産を守って,家本来の寿命を延ばしたいのであれば,家を小まめにチェックして,長持ちさせる努力は必要である。普段からそのような手間をかけることで,更に建物への愛着が沸いてくるのである。ある意味,家を大切にするのは,新車を大切にするのと似ている。
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