◎室内のチェックについて。
新築物件を購入する際,購入者が建築中にチェックすることができない。
しかし,完成している物件はチェックできるポイントが少ないとはいえ,物件の良し悪しを判断する材料はいくつかある。ここでは室内の床面のチェックを考えてみたい。床面のチェックをする際に,事前に以下の道具を用意しておきたい。 ・水準器。これが基準値なので,これ以下の高低差であるかどうかをチェックしておく。傾斜の具合は,水準器で確認することができるが,どちらの方向に傾いているか,というのは,ビー玉を使って確認ができる。もし,6/10000を越えるような傾斜がある場合には,ビー玉を置くと,勢い良く転がるのですぐに分かる。
マンション賃貸のコツ、信り手のつかなかった部屋は値切りやすい
新築戸建の購入のポイント:物件にて欠陥部分を見つけた場合について。
暇庇担保期間とは,いわゆる電化製品の保障期間と同じようなものである。
瑕疵担保保証期間の範囲内の場合には,業者が無料で改修を行う義務が発生する。このように,瑕疵担保保証期間というのは,期間以内である場合には大変に効力を発揮する,購入者にとってありがたい制度である。しかし現実問題としては,このような重大な瑕疵や欠陥が発見される時期は瑕疵担保保証期間を過ぎている場合が多い,という点である。10年というのは瑕疵保証担保期間の範囲外である。更に,瑕疵担保保証期間(品質確保促進法)によって欠陥や不具合が保証されるのは,主に構造体の部分である点も覚えておきたい。そのような場合には半年から2年程度の保証期間が一般的である。このように瑕疵担保保証期間のスキをついて,自らの瑕疵について逃げてしまう業者もいるので,物件の引渡し以降の不具合発見については十分なチェックをしておきたいものである。
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